「14歳とイラストレーター」感想
前回の投稿と同じく、むらさきゆきや先生の作品。これは去年のうちに読んだものですが、お勧めなので紹介しておきます。
イラストは「さくら荘のペットな彼女」「青春ブタ野郎」シリーズの溝口ケージ先生。
内容はイラストレーターのお仕事+ラブコメという、作家モノにかなり近いジャンルです。
イラストレーターの主人公、悠斗のもとに14歳JCレイヤーの乃々香がお手伝いをしに来るようになる。冒頭のそのくだりだけで嫉妬の炎が危うく本を燃やすところでした。
乃々香、超可愛いです。巨乳の中学生ってものすごく背徳的な響きがありますね。その中学生が家事をしてくれて、絵のモデルになってくれて、疲れたときには甘えさせてくれます。たまりませんね。
イラストレーター仲間との日常やお仕事の話も、同じクリエイターでも作家とは少し違って面白いです。
クライマックスも主人公がめちゃくちゃかっこいいお話になっております。気になった方はぜひご一読ください。
「異世界魔王 3」感想
「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」
記事のタイトルは長くても全部入れるべきか悩んでおります。だって長いタイトルの本が多すぎる。著者は、むらさきゆきや先生
別のレーベルで気になる本を買ったときに、同じ作者だったのかーとついでに購入。既刊6巻ですが読み終わるたびに1冊ずつ買い進めております。
内容はなろう系、某オーバーロード的な本(アニメしか見てません)に設定が近いですが、なろう系はあまり詳しくないので別に珍しくもないのかも。
圧倒的な力を持つ主人公が、奴隷魔術を掛けてしまった(反射してしまった)美少女2人を連れ、魔王ロールプレイ(演技)でコミュ障をごまかしながら行く異世界冒険譚です。
表紙とタイトルからもわかりますが肌色要素は多めです。
「小説 君の名は」感想
映画繋がりで今回は小説「君の名は」です。
映画も2回観ました。なので映画と小説どっちもの感想になります。
基本的に初めて物語を見る(読む)ときには時系列を意識していません。だから冒頭のシーンがラストに繋がってるのに気づいたのは2回目に映画を観た時でした。
非オタの人がこれをみて難しいと言うのは、(時系列を頭の中で整理するのが)難しい。なんだろうなあと思います。
内容ですが、ぼくの大好きなボーイミーツガールですね。新海誠監督作品は「秒速」しか知らないので、ラストはひやひやしました。
前半の入れ替わりのパートはめちゃくちゃ面白いです。だから中盤からラストに入るまでの暗さがすごくしんどいです。もちろんそのしんどさがあってのカタルシスなんですが。
映画と小説の違いですが、ほとんどありません。ですが小説は映画と違ってじっくり読めるので、映画でわかりづらかった所の補完にいいかもしれませんね。
「ポッピンQ」感想
今回はラノベではありません。東映アニメーション60周年記念作品、映画ポッピンQ!!
キャラクター原案は「キノの旅」や「謀略のズヴィズダー」で知られる黒星紅白先生
監督は「プリキュア」シリーズのダンスを手がけてきた宮原直樹監督
女児アニメ好きとしても知られる黒星先生ですから、やはりプリキュアやアイカツ好きのおじさんが喜ぶビジュアルと内容になっています。
ストーリーはシンプルな子供や中高生向け。
卒業を間近に控え悩みを抱えた中学生の5人が、世界を救うためにダンスを練習し、その過程で仲良くなったり、なれない子がいたり、そんな内容です。
見所はやはりダンス!力の入り方がすごい。メインキャラの子達が少しずつ上手くなっていく様子もしっかり表現しています。
メインキャラだけでなく、ポッピン族のダンスも必見です。超可愛いです。
やっぱり大きなお友だち向けになってしまっている感は否めませんが、アニメに抵抗がない年の子供や、思春期の中高生にもぜひ見て欲しいですね。